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コントラクトMRの給料・年収を解説。メーカーMRとの比較、昇給やインセンティブ、50代のリアルな実態

コントラクトMRの年収はメーカーMRより安く、平均500〜800万円程度とされています。しかし、仕事への真摯な姿勢や専門領域での実績、マネジメント経験によってはキャリアアップも可能です。未経験者やブランクのある人、経験を活かして再就職したい人は、高収入よりも「安定して長く働ける環境」を重視しましょう。
誠実な姿勢で求職者に寄り添う企業を選び、安心してキャリアを築くのが、満足度高く働き続ける秘訣です。

コントラクトMRの年収、本当のところはどう?メーカーMRと給料を徹底比較

コントラクトMRとメーカーMRの給料の違いを比べるには、単純な平均年収だけの比較では足りません。福利厚生を含めた「実質的な年収」の違いを比較し、どこから差が生じるのかを明らかにしましょう。

平均年収を比べてみると

メーカーMRとコントラクトMRでは、平均年収に一定の差があるとされています。背景にあるのは基本給や各種手当、退職金などの違いです。

▽メーカーMRとコントラクトMRの平均年収

2024年〜2025年時点の業界動向や転職市場のデータから算出すると、メーカーMRの平均年収は約700万円〜1,000万円超。企業規模や経験によってばらつきがありますが、全体的にみて、福利厚生を含めた実質的な待遇が非常に手厚いのが特徴です。
一方、CSOに所属するコントラクトMRの平均年収は約500万円〜800万円。プロジェクト内容や個人のスキルによって幅があり、未経験スタートは400万円台が一般的です。

▽年代別の年収目安

メーカーMR・コントラクトMR共に、年代によって給与の額には差が生じています。

年代 メーカーMR(目安) コントラクトMR(目安)
20代 450万円 ~ 700万円 400万円 ~ 600万円
30代 650万円 ~ 900万円 550万円 ~ 750万円
40代 800万円 ~ 1,200万円 650万円 ~ 900万円
50代 900万円 ~ 1,300万円超 700万円 ~ 1,000万円

基本給と各種手当をチェック!とくに住宅手当には要注意

コントラクトMRとメーカーMRの待遇差は、基本給、営業日当、各種手当などの違いから生じています。
とくに影響が大きいのは「住宅手当」です。メーカーMRでは、企業が家賃の7〜9割を負担する借り上げ社宅制度が適用されるケースが一般的。一方、コントラクトMRは、住宅手当が支給されない、あるいは一律で月2〜3万円程度といったケースが主流です。
したがって、同じ「年収700万円」と記載されていても、実際に手元に残る金額には大きな開きが出る可能性があります。求人票の「住宅補助」「社宅制度」の有無は必ずチェックしましょう。

退職金制度の有無は生涯年収に大きな差を及ぼす

現年収だけでなく、長期的な視点での生涯年収比較も重要。ここで差が出やすいのが、「退職金制度の有無」です。
メーカーMRでは、確定給付型や確定拠出型の退職金制度を設けている企業が多く、長期的な資産形成が可能。一方コントラクトMRの場合、一部のCSOでは確定拠出年金制度(DC)を導入していますが、制度の有無や水準は会社ごとに異なります。
つまり、退職時の受取額や年金設計まで含めると、表面上の年収額以上に生涯所得に差が出る可能性があるのです。

コントラクトMRの給与・年収が決まる仕組み

コントラクトMRの給与体系を考えるうえで重要なのが「インセンティブ」と「昇給」。インセンティブは、成果や実績が給与に反映される仕組み。いっぽう年収が着実に上がる「昇給」の影響も見過ごせません。

実績が給料に直結する「インセンティブ制度」

コントラクトMRの給与設計で最も特徴的かつ差が出やすいのが、インセンティブ(成果報酬)制度です。
年1回または年2回の業績賞与・インセンティブ支給を制度として設けているCSOもあります。インセンティブの金額は、プロジェクト目標の達成度、営業KPI、薬剤の販売実績、訪問件数など複数指標に基づく評価制度から算出されることが多いでしょう。
ただし、インセンティブが大きく設定されているCSOがよいとは限りません。成果未達なら支給ゼロといった設計でリスクを負わされる可能性もあるため、インセンティブの支給基準を確認する必要があります。

着実に年収を上げるための「昇給」の仕組み

年次昇給もコントラクトMRの年収成長に不可欠な要素です。一般的な例では、昇給額や昇給率は、個人評価、知識・スキルの向上が評価対象。昇給制度を最大限活用するには次の戦略が有効です。

▽成果や実績を定量化する

KPI(Key Performance Indicator:主要業績指標)や目標達成度を日々数値で記録し、評価の材料として可視化しておきましょう。
月間訪問数やドクターとの面談件数、契約成立数、販売数量のほか、導入件数、クライアント満足度、アイデア提案実績も定量化できる実績です。

▽専門領域・難易度の高いプロジェクトを経験する

一般的な案件よりもハードルが高く、競合も少なく、実績が目立ちやすい領域での経験は、評価面でも年収引き上げ要因になります。
なかでもオンコロジーや希少疾患領域は医療ニーズが高く、情報提供や営業活動時の付加価値が求められる領域です。

▽スキルアップや自己研鑽を心がける

評価を高めるには、知識やスキルのアップデートが欠かせません。学会発表や論文への寄稿も有効です。業界内で知見を示せば社外での評価にもつながるかもしれません。
また、新しい薬剤、作用機序、臨床試験情報をキャッチアップしておけば、ドクター対応力・情報提供力の強化につながります。自己研鑽はあなたが継続的に努力している証拠になるのです。

▽役割拡大・マネジメント領域へ挑戦する

個人プレイヤーとしての実績だけでなく、他者を育成・統括すれば、高い評価につながる可能性があります。
たとえばプロジェクトのリーダー、エリア統括、若手育成を任されると職務範囲が拡大します。また、後輩を教育したり研修の講師役となったりする機会を得られると、会社からの信頼が増し、昇格や昇給の候補とみなされやすくなるでしょう。
加えて、プロジェクト管理能力も重要。予算管理、進捗管理、対外調整を担えるスキルは組織視点での評価に直結します。

シミュレーションで見る「年収別の手取り額」

額面年収が同じでも、実際の生活で使える「手取り額」には大きな差が。「500万円・700万円・900万円」のモデルケースをもとに、独身者と扶養家族あり(配偶者+子ども1人)の手取り目安をシミュレーションしてみましょう。
ただし、居住地や会社の保険組合、年齢(介護保険の有無)、賞与額によって手取りは異なります。詳しくは給与明細や年末調整資料で確認してください。

年収 扶養条件 社会保険料
(概算)
所得税
(概算)
住民税
(概算)
年間手取り
(概算)
月換算
手取り
500万円 独身 約79.5万円 約10.0万円 約26.5万円 約384.0万円 約32.0万円
配偶者+子1人 約79.5万円 約0円 約18.5万円 約402.0万円 約33.5万円
700万円 独身 約109.0万円 約34.0万円 約39.0万円 約518.0万円 約43.2万円
配偶者+子1人 約109.0万円 約16.0万円 約29.0万円 約546.0万円 約45.5万円
900万円 独身 約145.0万円 約64.0万円 約53.0万円 約638.0万円 約53.2万円
配偶者+子1人 約145.0万円 約40.0万円 約41.0万円 約674.0万円 約56.2万円

キャリア別に見るコントラクトMRの年収実態

コントラクトMRの年収実態は、キャリアや年代によって異なります。「年収1,000万円」を実現する道筋、経験豊富な「50代」の年収相場、そして「ブランクからの復帰」の場合など、具体的なケース別に解説します。

コントラクトMRで「年収1,000万」は実現可能か?

結論からいうと、特定の条件が揃えば可能です。実現のためには、専門性の高い領域(オンコロジー、希少疾患など)での実績、大手製薬メーカーのハイレベルなプロジェクトへの参画、そしてマネジメントポジションへの昇進が主な道筋となります。
ただし、高年収を狙えるプロジェクトほど要求水準は高い傾向が。高いコンプライアンス順守意識 やプロジェクト目標に対する極めて厳しい達成責任が伴います。また、ハイレベルなプロジェクトは往々にして、全国転勤や特定の勤務地での就業が求められる可能性も。安定したワークライフバランスとトレードオフになる覚悟が必要です。

経験豊富な「50代」のコントラクトMRの年収は?

50代のベテランMRがコントラクトMRに転職する場合、長年培ってきた知識、スキル、人脈がCSOから即戦力として高く評価される可能性があります。年収700万円〜1,000万円の維持も射程圏内となるでしょう。
しかし、新しい業務環境や社風への柔軟な適応力が求められる点は念頭に置くべきでしょう。継続的な学習姿勢やコミュニケーション力、専門性が鍵になるのは言うまでもありません。体力的にも厳しい戦いを強いられる可能性もあります。
シニア年代の転職では、給与水準の維持よりも「持続可能な働き方」を重視する傾向が。人生100年時代、給料よりもキャリアの安定性を重視するのも一つの手です。

ブランクからの復帰者や未経験者の給与事情は?

コントラクトMRは、ブランクのあるMR経験者や異業種からの転職者にも門戸が開かれた職種。家庭の事情で一時的に現場を離れていた方や、営業経験を活かして医療業界にチャレンジしたい方にも人気があります。とくにプレゼンテーション能力に自信がある方は、未経験でも活躍できるチャンスです。

▽ブランクがあるMR経験者の場合

育児や介護で職場を離れていたMR経験者は即戦力として優遇されるケースもあります。とくに専門領域の経験があれば、転職活動を有利に進められるかもしれません。

▽異業種からの転職の場合

未経験からスタートするケースでは、初年度年収の目安は400万〜500万円前後が一般的です 。CSOや配属先の製薬会社、勤務地域などによって変動します。

納得のいくキャリアを。キャリア&リープスで実現する働き方

コントラクトMRとして働くうえで、多くの人が重視するのが「契約の安定性」です。
製薬業界大手の興和株式会社グループ企業であるキャリア&リープスでは、単に高収入を目指すのではなく、“納得して長く働けるキャリアの土台”を重視しています。
手厚いサポート体制が整っており、無理のないペースでキャリアを継続したい方が安心して選べる環境です。

キャリア&リープスの給与や雇用、評価制度

キャリア&リープスのコントラクトMRは、他社と比べると年収水準は平均並み。
しかし、長く安定的に働ける雇用制度は業界内でも異色。安心感が評判になっています。

参考:「コントラクトMRの仕事内容やメリットは?キャリア&リープスなら転勤なしで地域医療に貢献できる」

▽長期的に働ける雇用制度

一般的なCSOでは1年ごとの契約更新が多い一方、キャリア&リープスは有期から無期雇用への切り替えが可能で、長期的に働ける制度を整備。長い方では勤続13年に及びます。
60歳を超えて継続勤務している社員もおり、「年収よりも安定を重視する人」に適した環境といえるでしょう。

▽成果につながる評価制度

評価は、日々の業務姿勢や顧客対応も含めた総合的な観点から行われます。
派遣先企業での活動内容も、マネージャーが定期的にヒアリング。定期面談などの機会を利用し、成果につながるアドバイスを行っています。

キャリアパスとサポート体制

キャリア&リープスのコントラクトMRは、一人ひとりの希望やスキルに合わせたアサイン、グループ会社ならではの手厚いサポートが強み。安定してキャリアを継続したいMR経験者から人気です。

▽自分らしい働き方が叶うキャリアパス

原則的に転勤はなく、本人の希望を尊重。人脈のあるエリアや希望する勤務地で就業できるよう配慮します。家庭との両立も大切にしながら働けるため、女性にも適しているといえるでしょう。
成果を上げた社員には、65歳以降も契約を延長して働ける仕組みがあり、「MRとしてのキャリアを落ち着いて全うしたい」層にも選ばれています。
加えて、20〜30代が圧倒的な成果を出すと、親会社である興和株式会社の正社員への登用が検討されるケースも。若手にチャンスが与えられているのです。

▽堅実なサポート体制

マネージャーとの距離が近いのがキャリア&リープスの特徴。悩む社員には個別に話を聞き、丁寧に伴走する文化があります。
複数の派遣会社から社員が派遣されている興和株式会社ですが、グループ会社であるキャリア&リープスとのつながりは格別。得られる情報の量と質が違います。迅速かつ安定したサポートが強みなのです。

コントラクトMRとしてのキャリア、相談してみませんか?

キャリア&リープスの採用チームが大切にしているのは、「誠実に伝える」姿勢。業界経験の長い担当マネージャーがしっかりお話を伺います。
面接では、勤務条件や評価基準、キャリア&リープスならではの特徴を率直に共有し、入社後のギャップを防止。応募者の不安に寄り添いながら、一つひとつの疑問に丁寧に答える対応を徹底しています。「率直にお話してもらえて、安心しました」との声がよく聞かれるのだとか。
「コントラクトMRとしてのキャリアを安定して続ける選択肢」を探しているなら、今後の働き方やキャリアについて、ぜひ気軽にご相談ください。

コントラクトMRの給料について知り、最適なキャリアを築こう

コントラクトMRの給料は、メーカーMRと比べて高いとはいえません。しかし一方で、安定した働き方を目指せる魅力的な職種だともいえます。
表面的な年収額だけでなく、インセンティブや福利厚生、昇給の可能性といった全体像を把握し、自身のキャリアプランに合った企業を選びましょう。
転職は大きな決断だからこそ、親身になってくれる業界経験豊富なマネージャーに相談を。正確な情報と親身な対応が、安定した幸せなキャリアへの近道です。